研究分担:越島 一郎、橋本 芳宏
『SDGsとセキュリティ&プライバシー』の全体像
1.
SDGsの多くで、その課題を実現するために、様々な情報が高度に駆使される。
- CO2の削減でも、ライフサイクルでの発生量を正確に把握するための情報の収集積算がIndustie4.0の枠組みで進行しており、様々な活動の情報が連携している。
- 様々な情報を連携させ、そこから新たな価値を生みだすというDXも進展している。
- コロナ感染でも国民の行動記録が入手できれば感染拡大対策を早くうてるし、休業補償も営業情報が入手できれば適切な算出が早くできる。
2.
しかし、プライバシーや情報の漏洩や改竄というセキュリティの問題もある。
- フェイク技術は高まり、サイバー攻撃も高度化し、企業だけでなく、個人にも、プライバシーやセキュリティのリスクは高まる。
- サイバー攻撃が存在するというのは聞いて知っているが、自分とは無関係、あるいは、自分にできることは、特にないと感じている人が多いのではなかろうか。
3.
さまざまな課題があるが、まず、サイバーセキュリティの専門家だけでなく、多くの方のサイバー攻撃に対する意識を高める活動を実施
- 特に、ここでは、重要インフラでの重大事故に着目して、それを防ぎ、被害を軽減し、早期復旧するための組織強化のための演習を提案する。
- 実施中の活動:IPA産業サイバーセキュリティセンター中核人材育成プログラムでの講習、企業内セキュリティ演習など
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- さらに、セキュリティとプライバシーの問題にも取り組みたいと考えていますが、まだまだこれからです。いっしょに取り組んでくださる方をお待ちしています。どうぞ、よろしくお願いします。
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