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研究課題
1.1『未来戦略デザイン・ビジネスプロデューサー』

プラットフォーム・インテグレーションマネジメントの未来事業構想を策定できる人材

ビジネスプロデューサー育成に向けた「グループワーク演習」の全体像

1.
課題解決学習(PBL)と協同学習(AL: アクティブラーニング)を融合したグループワーク演習(図参照)

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図 2020年度後期 青山学院大学経営学部の専門科目(担当 玉木欽也)として実証した「グループワーク演習」の全体授業計画[90分×15回] 、 (出所:青山学院大学経営学部 2020年度玉木欽也研究室成果報告書)

2.
PBLの仮想プロジェクトテーマ:1つのチーム全体で、SDGs社会課題解決につながる「プラットフォーム・インテグレーションマネジメント」に関する「SDGs事業コンセプト企画」の作成

G0:『バックキャスティング技法によるSDGs事業コンセプト企画』

3.
アクティブラーニング:1つのチームを、以下に示す4つのグループ編成で協同学習

G1:『SDGs/ESG/CSV の統合化ビジネスモデル』
G2:『デジタルマーケティングと製品サービス企画』
G3:『DXスマート製品サービス設計』
G4:『プラットフォーム・インテグレーションマネジメント』

4.
最終目標として、1つのチーム全体で、「SDGs/ESG/CSV統合化事業構想書」の策定

5.
社会人向け「オンライン・グループワーク演習」用の学習環境システムとして、G5:『ハイブリッド型学習プラットフォーム』

「未来戦略デザイン・プロデューサー」の概要

1.
「未来戦略デザイン・プロデューサー」の新たな人材像

この「未来戦略デザイン・ビジネスプロデューサー」が担当する任務と人材像の定義ついては、『デジタル時代においてプラットフォーム、アプリケーションソフトや、スマート製品サービスなど駆使して、経営組織において未来志向の戦略使命とビジネスモデルの事業構想を描き、それらの使命を組織で実行を指揮できる実践的リーダー』と考えています。

2.
『オンライン・グループワーク演習』の特色(1)

2016年度から前述した産学連携の「未来戦略デザイン推進会議」によって、「課題解決学習 (PBL: Project Based Learning)」と、「アクティブラーニング(AL: Active Learning、協同学習)」の双方を融合した『グループワーク演習』に取り組み、実証してきました。
そして、それらを実現できる教育組織および学習支援の授業・研修運営方法に関する研究開発とその実証も継続してきました。  さらに、特に社会人教育にはオンラインが必要になることから、新たな学習環境システムとして「ハイブリッド型学習プラットフォーム」の研究開発に継続的に投資をして、実践的な運営管理にも取り組んできました(青山Hiconにて研究開発、運営管理)。

3.
『オンライン・グループワーク演習』の特色(2):PBLの仮想プロジェクトテーマ

PBLのテーマとして、仮想的な未来戦略デザインプロジェクトが発足したことを想定して、「マルチサイド・プラットフォーム(MSP)」のビジネスモデルを取り上げています。 そのMSPビジネスモデルが、SDGsの社会課題解決に繋がるように、『G0: バックキャスティング技法』を取り入れて、学習者をいくつかのチームに分けて、それぞれのチームごとに未来戦略デザインプロジェクトの「バックキャスティング技法によるSDGs事業コンセプト企画」を策定します。

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4.
『オンライン・グループワーク演習』の特色(3):1つのチームを4つのグループ別に編成した協同学習(AL: アクティブラーニング)

アクティブラーニングを行うために、以下に示したそれぞれ異なる職責を担うグループ別の担当者同士が、協同して仮想プロジェクト活動を行います。

4.1 G1: SDGs/ESG/CSV の統合化ビジネスモデル 【研究分担: 高松 朋史、鄭 周華】

2030 年を想定して、SDGs とCSV を両立するソーシャルビジネスを行う際、どのような価値を提供し、どのようなビジネスプロセスを自社・ステークホルダー間で役割分担をするのか、どのようにして利益を上げていくかについての具体的なビジネスモデルを考案する。

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4.2 G2: デジタルマーケティングと製品サービス企画 【研究分担: 玉木 欽也、新目 真紀】

デジタルマーケティングでは、将来を担うデジタルマーケティングのマーケッターを育成するために以下のような「教育プログラム」を開発することを目的としています。

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4.3 G3: DXスマート製品サービス設計 【研究分担: 荒川 雅裕、朴 英元】

スマート製品およびアプリケーションソフトの設計方法として、以下のステップで進める:

  1. 価値連鎖(新たなバリューチェーンとステークホルダー)の可視化と、製品化の検証(シミュレーション)
  2. MBSE(Model Based Systems Engineering)
  3. ステークホルダー行動評価/体験価値評価/製品サービス評価
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4.4 G4: プラットフォーム・インテグレーションマネジメント 【研究分担: 中邨 良樹、木内 正光】

提供する側と、需要(市場、個客)側とを結び、仲介取引を促進する「マルチサイド・プラットフォーム(MSP)」のビジネスモデルを提案する。

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